ベルリン・ミッテ区の少女像に関する左派党による動議

www.linksfraktion-berlin-mitte.de 以下が翻訳である。 平和像を守ろうー性的暴力の犠牲者の記憶を可能にするために 地区議員集会で以下を決議されたい。 いわゆる「平和像」をブレーマー通りとビルケン通りの角に設置するというコリア協会による芸術のため…

ベルリン少女像の解説文

公式にはベルリン・ミッテ区のフォン・ダッセル区長は、少女像の解説文の表現に問題があることを設置許可取り消しの理由としているが、そのテキストをコリア協会がFacebookで公開していたのでその翻訳を挙げておく。 ベルリン・ミッテ区 少女像解説文 (訳)…

ベルリンの少女像についてドイツ公共放送rbb10月13日記事の翻訳

www.rbb24.de 以下、上の記事の翻訳である。行政、法律用語に誤りがあるかもしれないが大目に見られたい。日本政府がまたも恥知らずな行為に及んだことには驚きはないが、よりによって緑の党の区長が圧力に屈したことに驚いた。彼の最後のあたりのコメントを…

Erscheinung44@Erscheinung35の差別発言について

私が覗いているツイッターアカウントにもしばしば出てくるErscheinung44@Erscheinung35という「リベラル」な人がいるが、この人がまたデタラメで差別的発言をしていたので、批判しておく。 私自身は、ツイッター社が差別発言を容認しその批判者のアカウント…

ドイツにおける外務省による「少女像」展示妨害について

南ドイツ新聞の記事 https://www.sueddeutsche.de/kultur/kriegsverbrechen-japanische-reflexe-1.4562767の翻訳である。報道がないなあと思ってぼちぼち翻訳していたら週刊金曜日でこの問題が取り上げられたようだがせっかくなのでアップしておく。写真はハ…

難民受け入れ説明会に行ってきた

(注)quagmaさんから批判を受けた点について、とりあえず追記で説明をしましたがその後考慮の上、やはりその表現は差別的で問題があると判断したため削除、修正しました。体験談ということで私の主観的印象をそのまま書いてしまいましたが、少なくとも客観デ…

ケルン集団暴行事件 日本の報道を検証する(5)

4.「イスラム系」の「難民」による「性的暴行」? 今回は予定を変えて、州議会での内務省報告についてのツァイト紙のニュースを紹介する。 Kölner Silvesternacht: Eskaliert ist es von allein | ZEIT ONLINE「ケルン大晦日 エスカレーションは自発的」 Wi…

ケルン集団暴行事件 日本の報道を検証する(4)

3.デマゴギーのテクニック ではマーン記事の以下の節を取り上げて検証、分析する。 ドイツの「集団性犯罪」被害届は100件超!それでもなぜメディアは沈黙し続けたのか? タブー化する「難民問題」 | 川口マーン惠美「シュトゥットガルト通信」 | 現代ビジ…

ケルン集団暴行事件 日本の報道を検証する(3)

2.メディアは「沈黙」したのか?(続) ではなぜこの件について特別に「沈黙」が取り沙汰されるかというと、前記事で挙げた報道の多くが地方紙のものであり(最初の「フォークス」は全国的な週刊誌。最後の「南ドイツ新聞」は全国紙)、他の全国的なメディア…

ケルン集団暴行事件 日本の報道を検証する(2)

2.メディアは「沈黙」したのか? マーン記事によれば 難民の男性たちが関わっているだろうと皆が思っているが、報道ではそれは伏せられ、今のところ 「捜査は難航し、犯人は特定されておらず、動機もわからない」とか。 「関 わっている」という表現にも「…

ケルン集団暴行事件 日本の報道を検証する(1)

2015年12月31日に発生したケルン中央駅での集団暴行事件について、日本のメディアで流されている情報が酷い。問題の性質上、排外主義者が飛びついてデマを拡散しているが、それに対して主要メディアの報道は不十分、またはそれ自体問題のあるものであり、私…